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佐野日本大学中等教育学校

コミュニティ

【校長室だより】冬休み前 全校集会

 今日で年内の授業が終了します。終業式にあたる今日は、また「冬至」の日です。「冬至」の日は、ユズ湯に入ったり、カボチャの煮物や小豆粥を食べて邪気を払い、無病息災を願う昔からの習慣があります。冬が去り、太陽の力が徐々に復活しながら春に向かっていく節目の日でもあります。「一陽来復」という言葉もありますね。
さて、10月12日に後期の授業が開始されましたが、秋になったころから新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたこともあり、社会全体が少しずつ動き始めました。本校でも、1年生から5年生が、久しぶりに泊りがけの研修旅行を計画・実行してきました。まず、11月始めに2年生が東北研修旅行で福島県会津若松市や猪苗代町へ、続いて11月下旬に4年生がSDGs研修で日光東照宮をはじめとした世界遺産(二社一寺)と奥日光戦場ヶ原ハイキングを行い、それぞれ歴史や文化、自然について学んできました。さらに今月初めに、3年生が福島県にあるブリティッシュヒルズで英語研修を行い、イギリス研修旅行のプレ体験をしてきました。そして先週は5年生が、これも世界遺産である和歌山県の熊野古道と奈良・京都をめぐる3泊4日の研修旅行に行ってきました。生徒たちは、実際に熊野古道の一部、約10kmの区間を5時間かけて歩きました。私も一緒に歩きました。仲間と声を掛け合い、励まし合ってゴールした時の達成感は何物にも代えがたいものがあったと思います。私はそれぞれの研修に参加し、生徒諸君の様子を見てきましたが、前向きな気持ちを持って、生き生きとした表情で研修に取り組む姿を見て、いろいろなことを学んでいるな、と実感し、とても嬉しくなりました。年明けに行われる1年生のスキー教室も、是非、実りあるものにしてほしいと思います。
今年を振り返っても、昨年来の新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、様々な制限がありました。えてして「これができなかった、あれができなかった」とマイナス面ばかりの振り返りをしてしまいがちです。しかし、このような時だからこそ「こんなことができた、あんなこともできた」という前向きな振り返りをしてほしいと思います。
それから、全国大学共通テストや一般試験を目指す6年生諸君へ。いよいよラストスパートですね。12月はある意味、不安やプレッシャーが高まる時期かもしれませんが、鷹揚に構え、いい意味で開き直ってください。悠々と「来るなら来い。受けて立ってやるぞ!」くらいの気持ちで、正面からがっぷり四つで受験に向かって行きましょう。「継続は力なり」です。試験当日まで継続した受験勉強をしてください。皆さんの頑張りを心から期待しています。
最後になりますが、明日から冬休みに入ります。皆さん、悔いなくしっかり過ごしてください。この冬休みに、今年の自分と静かに向き合う時間を作り、間もなくやってくる新年の目標を立てる期間としてください。当然ながら新型コロナウイルス感染症への対策と健康管理もお願いします。また交通安全に十分留意して、事件事故に巻き込まれたりすることのないよう、よろしくお願いします。
それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

(令和3年12月22日 全校集会 校長講話より一部抜粋)

▲熊野古道にて