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佐野日本大学中等教育学校

校長あいさつ

佐野日本大学中等教育学校

校長 舩渡川 重幸

できるをかさねる6年間

 みなさん、こんにちは。佐野日本大学中等教育学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 本校は、佐野日本大学高等学校の付属中学校として22年間、その後、栃木県初の中等教育学校として12年間の歩みを持つ学校です。本校が中等教育学校という形態をとるのは、一つの学校として12歳から18歳の青少年を育てるのに、極めて理にかなっているからです。
 一般の併設型中高一貫校と、佐野日本大学中等教育学校とは一線を画します。高校の課程に入るときに、他の中学校からの入学生とまじることで生じるロスがなく、全員が同じプログラムに沿って学習を前に進めることができるからです。
 特に私たちが重視している前期課程(1~3学年)は、生涯の土台となる、本当に大切な3年間です。この3年間をどこでどのように過ごすかが、大学進学に、ひいては将来の生き方に大きな影響を与えると言ってもよいと思います。保護者の皆様も、本格的な学習の習慣や知識の基礎が築かれたのは、中学時代ではないでしょうか。
 本校の生徒はほとんど「あと伸び」をします。後期課程に入って、成績を伸ばしていきますが、それは前期課程での指導に様々な工夫を凝らし、「できるをかさねる6年間」というコンセプトのもとに、充実した時間を過ごすからだと思います。
 本校の教育目標の「磨こう心、輝く知性、拓こう未来」は、そのまま、生活指導、学習指導、進路指導のそれぞれの目標を集約し一言で述べたものです。私はこの教育目標を通して、「志」と「目標」を持つ人、「具体的に動く人」を育てたいと思っています。たとえば、人を救いたいという大きな「志」を持ち、そのために、ワクチンの開発という「目標」を立て、そしてその達成のために「具体的に動く」というように。
 世界が今抱えている様々な問題も、「志」と「目標」を持ち、具体的に動く人によって、必ず解決していく、世界はもっと良くなっていくと、私は信じています。
 そして本校に学ぶ子どもたちが、その一翼を担う存在になることを、私は確信しています。

 

 

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