【社会科準備室】今日は憲法記念日📖🖋
皆さん、六法と言われてスラスラっと6つの法律名を答えることができますか?
実は、6つとも答えられる大人はそんなに多くないそうです。あ、本校の社会科の先生はもちろん全員ちゃんと答えられますよ。もちろんこれも仕事の一つですから。
六法とは、日本における主要な6つの法律で、日本国憲法・民法・商法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法のことです。
本日は、憲法記念日。六法の筆頭である日本国憲法が74年前の今日、1947(昭和22)年5月3日に施行されました。
公布は半年前の1946(昭和21)年11月3日。半年かけて国民へ内容の理解を求めました。
私たちも日本国憲法第26条によって教育を受ける権利を保障されており、それを基に制定された「教育基本法」や「学校教育法」などによって守られて学ぶことができるのです。
教育以外でも、法律に守られていることは大変多いですが、どういう法律があるのか熟知している人は本当に少数ですね。あまりにも多くて理解しきれないから、弁護士などの法職が重要になってきます。本校の卒業生にも司法試験を突破し、弁護士で活躍している先輩もいます。
さて、本校はクラス図書が教室に置かれていますね。その中に、中高生向けに書かれた六法の本もあるのですが、お気づきでしょうか?
法律は大変抽象的な表記であるため、大人でも解釈が難しい表現もありますが、分かりやすく説明してくれています。ぜひ読んでみましょう!
また、改憲、護憲という議論されているニュースも聞くことがあると思います。中立・ニュートラルな立場で、そのメリット・デメリットを考えてみるのも憲法記念日だからこそやって欲しいことです。
「私の意見なんて、どうせ政治に反映されないから…」と政治に消極的な人も多いですが、塵も積もれば山となる。1人1人の意見も大きな影響力の基ですよ。そして、政治の場が立法の場なのです。政治に疎くなると、法律にも悪影響かもしれません。
3年生で学ぶ公民、4年生で学ぶ政治経済だけではなく、ぜひ、日ごろからニュースに目を向け耳を向け、政治や法律に詳しくなって欲しいと社会科の先生たちは願っています。