【学校行事】後期始業式
10月11日(水)、晴れやかな空のもと、後期の始業式が行われました。
式辞として、校長先生から次のようなお話がありました。
(要旨)先ごろまでの暑さとは打って変わって急に秋らしくなってきました。秋は実りの季節ですが、みなさんにはぜひたくさん読書をしてほしいと思います。自分自身、みなさんの年頃にはたくさんの小説を読みましたが、読書体験を通してさまざまな人物に出会いました。身の回りの狭い世界の中で出会う人だけではなく、疑似体験ではあるけれども小説世界の中には実に様々な人物が登場し、多種多様な人が存在していることがわかります。「灯火親しむべし」という言葉もあります。自分の心に残るような本と出会ってほしいと思います。また、読書だけでなく、芸術や運動に親しみ、充実した秋にし、自分の将来のための力を蓄えてほしいと思います。
6年生は今後はひたすら受験のための努力を重ねる時期です。それは「我慢との戦い」でもあります。冬休み以降は自宅学習となりますので、そこまでの短い間がこの学校でのみんなと過ごす時間となります。残りわずかの生活をどう過ごすか考えていきましょう。
5年生は受験に向けていよいよ本格的に取り組む学期です。イギリス研修旅行を控えていますが、それを区切りに受験モードに入ってください。
3・4年生もそれぞれ研修旅行を控えています。事前研究をしっかりと行い、実際との比較をしてほしいと思います。そうでないと、研修の意義が半減してしまいます。現地で何を見、何を学ぶかを決めていきましょう。現地へ行ったら何でも「見てやろう」「聞いてやろう」の精神で積極的に活動してください。
1・2年生はとにかく基礎を作る時期です。この基礎がしっかりできていないと何も積み上がりません。基礎とは基本的な生活や学習の習慣です。時間や約束を守ること、掃除をしっかり行うこと、チャイムと同時に切り替えて授業に臨む姿勢を作ること、どれも大切なことです。
そしてすべての学年のみなさんにもう一度確認しておきたいことは、とにかく授業が大事だということです。授業はすべての基礎となるものです。学力を測るものはさまざまありますが、定期試験をないがしろにしてはなりません。定期試験とは、日頃の自分の取り組みを示す試験です。これから後期の中間試験まで、授業にしっかり取り組み、その成果を結果に表してください。
後期はどの学年も力を蓄えるうえで重要な学期です。みなさんのひたむきな取り組みを楽しみにしています。