【2年生】礼法学習
本校では、前身である佐野日本大学中学校創設以来、授業の一環として礼法学習(茶道)を取り入れています。
現在は、2年生を対象に実施しており、今回は5回目のお稽古でした。
新年明けて最初のお稽古。
最初に、裏千家の落合先生より、新年の挨拶として、床の間に飾られている「松樹千年翠」の掛け軸と、正月を祝う常緑の松の生け花の説明がありました。
松は、一年中緑のまま。移ろいやすい世の中にあって、黙とした不変の緑を保ち続ける松の風格を讃えた掛け軸と生け花です。
今回のお稽古は、今まで部分的に練習してきた作法を通しで行い、基本的なお茶を立て方の作法を確認しました。
1月の和菓子は「梅の花」、そろそろ開花する梅をイメージしたお菓子でした。
お茶を立てるのも4回目。きれいな泡を立てることができるようになりました。
苦いお抹茶も、和菓子を食べた後だと苦いと感じず、美味しいと思えるようになりました。和菓子とお抹茶を楽しみに、お稽古を頑張っています。
次のお稽古は1か月後、今年度最後のお稽古になります。今回のお稽古をしっかり復習して、最後のお稽古で有終の美を飾りたいと思います。