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佐野日本大学中等教育学校

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【学校行事】令和6年度 第12期生卒業式

令和7年3月1日(土)、やわらかく春の日差しが降りそそぐ佳き日、佐野日本大学中等教育学校の第11期生の卒業式が挙行されました。

入場前の卒業生です。

卒業生入場で、式が始まります。

合唱部と3・4年生による「大地讃頌」の合唱で卒業生を迎えました。

開式の辞に続き、国歌斉唱、卒業証書授与です。

各学級の担任が生徒一人ひとりの名を呼び、総代が卒業証書を受け取りました。

総代は亀田紫乃さんです。

続いて、賞状授与です。

日本大学学長賞(学業部門) 亀田紫乃さん

 

佐野日本大学学園理事長賞 廣瀨乃々佳さん   張 希航さん

佐野日本大学中等教育学校校長賞 大野 陸さん  石川莉子さん

3か年皆勤賞 代表 髙橋李羽さん       3か年精勤賞 代表 梁 貫地さん

舩渡川校長先生の式辞では、新型コロナウイルス感染症のためにままならない学校生活を余儀なくされた卒業生を思い、「生涯学び続け、地域社会や日本や世界のため、自分以外の何かのためという心をもって行動できる人になってほしい。」と述べ、先の見えない不安な社会の中でも周りをよい方向に変えていき、しなやかに強く生きてほしいと語りました。また、「これからの「出会い」を大切にし、自分を成長させ、豊かで充実した人生を送ってほしい。サニチニアンとしてがんばってください」と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。

日本大学から大貫学長先生の名代として、通信教育部長の松重充浩先生が祝辞を代読してくださいました。学長祝辞では、建学の精神である「自主創造」の実現を目指し、自らの長所や適性を見つめて志を定め、為すべきことを考え実行し、この難しい時代に適応していってほしいと述べられました。

 

来賓の金子裕佐野市長からは、自ら考える姿勢を大事にし、何事にも挑戦して、自らの人生を力強く歩んでほしいと激励の言葉をいただきました。

保護者の皆様を代表して、本庄広大PTA副会長が祝辞を述べました。本庄副会長は、日本人として初のアメリカ野球界の殿堂入りを果たしたイチロー選手の言葉を引用し、自分自身をよく知り、俯瞰して見つめることが成功につながると述べ、困難にぶつかったときには仲間の支えや母校を思い出し、乗り越えてほしいとの言葉をかけていただきました。また、祝電披露が福田先生によって行われました。卒業生のために、さまざまな方々より祝電を頂戴いたしました。

 

続いて、卒業生を代表し、竹中颯さんが記念品贈呈の目録を読み上げました。

在校生を代表して生徒会長の長谷部蓮さんが送辞を、卒業生を代表して林咲結理さんが答辞を読み上げました。長谷部さんは、物理学者アインシュタインの「人生とは自転車のようなものだ。 倒れないようにするには走らなければならない。」という言葉を引用し、「立ち止まることは成功にはつながりません。自分の可能性を信じて挑戦し続けていってください」とエールを送りました。

林さんは、コロナ禍の制限のある生活という逆境を乗り越えるために挑戦の連続だったとこの6年間を振り返り、バスケットボールのマイケル・ジョーダン氏の「失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない」という言葉を引用し、挑戦すれば成功も失敗もあるが、失敗の中から発見があり、発見の連続は成長につながると力強く述べました。家族への感謝を述べた箇所では込み上げる万感に涙をこらえる場面もありました。

最後に校歌を斉唱し、式が終了しました。式の最後にふさわしく、立派に歌うことができました。

担任から一人ひとりにカーネーションを渡されながら、卒業生の退場です。4年生が「夜明け」を歌って送りました。

 

保護者の皆さま、教職員・来賓の方々から惜しみなく拍手が送られました。ご卒業おめでとうございます。