【グローバル】 「Professional Talk × SDGs」第七弾が行われました!
みなさんこんにちは。
本日の夕方16時から、「Professional Talk × SDGs」第七弾のSDGs特別講義が実施されました。
すでにご存じの通り、今回の講演者はカメラマンの小林伸司氏(神永写真館代表)です。
小林氏は本校の生徒なら一度は会ったことがあるほど、本校になじみのある方でいらっしゃいますが、ケニア・ナイロビにある最大規模のスラム「キベラスラム」にある寺子屋・マゴソスクールの支援活動を行われています。
ケニアのナイロビと聞くとサバンナに生きる野生動物を思い描きますが、社会問題が山積し、強制児童労働や水問題などを抱える国でもあります。
そんなケニアで生きる子供たちに教育を提供するべく、「マゴソスクール」を運営する早川千晶さんの活動に共鳴した小林氏はカメラマンとしてファインダー越しにスラムで生きる子供たちやマゴソスクールで学ぶ子供たちを見続けてきました。
今日の講演でも多くの写真・動画とともにケニアの実情について教えていただきましたが、言葉を失うような辛い状況にあっても、夢や希望を捨てずに生きる純粋な子供たちの姿を教えていただくにつけ、満たされた社会に生きる私たちがすべきこと・考えるべきことについて多くのことを教えていただいたような気がします。
中等・高校合わせて60名と、定員いっぱいの生徒が聴講しました(コロナのため、間引きした人数)。
中には中等1生の生徒もいるなど、生徒たちの熱意が感じられるひと時となりました。
参加した生徒からも「いま私たちができることとは何か」という質問が上がりました。
これに対し、小林氏は「まずは知ること。正直に言って、できることには限界がある。でも現状から目を背けず、まずは知ることからすべてが始まる」と回答くださいました。この意味でも、この「Professional Talk × SDGs」の講演会は意味を成す活動であると確信することができました。
↑1年生の感想文の一部。
今回はご多忙の中でご講演いただいた小林さんには改めて御礼申し上げます。
また学校内でお見掛けすることがあるかもしれませんが、その際はどうぞよろしくお願いいたします!!
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