【教育旅行】七ヶ浜「お茶っこの会」の皆さんとのオンライン交流会を開催!
2月22日(水)の昼休み、毎月恒例の「お茶っこの会の皆さんとのオンライン交流会」が開催されました。
「お茶っこの会」とは、宮城県七ヶ浜町松ケ浜地区の災害公営住宅にお住まいの方々が中心となって
作られたコミュニティですが、毎週水曜日に会合をもっていらっしゃいます。
私たち「3.11を語り継ぐ旅」メンバーは、2021年から「お茶っこの会」の皆さんと交流を始め、
昨年やっと、現地に出向いて直接お会いすることが出来ました。そしてツアーから帰ってきてからは、毎月1回のペースでオンライン交流を続けています。
通信がつながり、キャプテングループが話しかけると、画面の向こうからはじけるような声が聞こえてきました。皆さん、とってもお元気にお過ごしのようです。
メンバーも親しみを込めて話しかけ、笑顔で会話を楽しんでいます。
「こういうの作ったよー」
互いに日常の出来事を伝えあって、会話が進んでいきます。
しばらくして、離れたところに立地している3号棟から、3年生メンバーが駆けつけてきました。
みんなで画面をのぞき込み、「お茶っこの会」の皆さんと言葉を交わしていきます。
こういう時、メンバーの口からはごく自然に言葉が出てくるんです。それはおそらく、昨年のツアーで「お茶っこの会」の皆さんと親しく交流した経験が、そうさせているのでしょう。あの時は本当に楽しい時間を私たちに下さいました。
メンバーみんなの表情が、笑顔で満たされていきます。
今回も総勢で21名のメンバーが、この交流に参加したのでした。昼休みの後半、わずか15分くらいの時間でしたが、メンバーの参加意欲の高さには驚かされます。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、午後の授業の予鈴が鳴る時刻となりました。メンバーは「お茶っこの会」の皆さんにお別れのごあいさつをします。「夏には行きますからねー」「またすぐに(オンラインで)お会いしましょう!」
こうして、今回のオンライン交流会は終了しました。こんなふうに多くのメンバーが七ヶ浜の皆さんのことを想い、年に1度会いに行く営みが、長く長く続くようにしていきたいですね。
さて、昼休みのオンライン交流に続いて、この日は放課後に「アイリンブル―プロジェクト」代表の
菅原さんと、オンラインミーティングを行いました。
キャプテンチームが会合に臨みます。
久しぶりの菅原さんとの会話に、メンバーの顔に笑みがこぼれました。
話題は、災害公営住宅にお住まいの方々との今後の交流のあり方や、「お茶っこの会」の皆さんのこと、そして夏の七ヶ浜の様子など。
普段から私たちの活動にいろいろなアドバイスを下さっている菅原さん。優しい笑顔と語りで、メンバーの心を「ポジティブモード」にしていきます。
ミーティングは6時ごろまで続きました。今後の方向性へのヒントをいただいて、メンバーは下校していきます。
明後日24日には、遠く宮城県から菅原さんが本校にいらっしゃる予定になっています。