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佐野日本大学中等教育学校

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【学校行事】第10期生 卒業式

令和5年3月1日(水)、一足早い春の訪れを感じる佳き日、佐野日本大学中等教育学校の第10期生の卒業式がつつがなく執り行われました。今年度はマスクの規制も緩和され、互いの表情を見ながら式に参列することができました。

入場前待機列から…

卒業生入場で、式が始まります。

開式の辞に続き、国歌斉唱、卒業証書授与です。

 

各学級の担任が生徒一人ひとりの名を呼び、総代が卒業証書を受け取りました。

総代は澤井優実さんです。

続いて、賞状授与です。

日本大学学長賞(学業部門) 澤井優実さん  日本大学優秀賞(学術・文化部門)大木眞希さん

佐野日本大学学園理事長賞 代表 青柳遥久さん  佐野日本大学中等教育学校校長賞 

                        代表 片柳美玲さん

3か年皆勤賞・3か年精勤賞 代表 鈴木美咲さん

 

舩渡川校長先生の式辞では、手塚治虫さんの「鉄腕アトム」のテーマソングの歌詞「耳をすませ、目をみはれ、油断をするな」の一節をメッセージとし、「多くの知識と技能を持ち、自他の幸せを考える「心やさしい科学の子」であってほしい」と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。

日本大学からは小山裕三スポーツ科学部長が酒井学長先生の名代として、祝辞を代読してくださいました。学長祝辞では日本大学の学祖である山田顕義先生の言葉から定められた校訓「自主創造」の精神で、この難しい時代に適応していってほしいと述べられました。

保護者を代表として、横井PTA会長の名代として山崎正紀PTA副会長が祝辞を代読されました。山崎副会長は、「人生には思い通りになることもならないこともある。思い通りにならないときも笑顔を忘れずがんばってほしい」と激励されました。また横井会長の祝辞には、棋士の藤井聡太さんの言葉を引用し、「困難は人を強くする。探求心と好奇心を持って自ら学び、自ら考え、道を志し、それぞれの未来に向かってはばたいてほしい」との言葉をいただきました。また、祝電披露が八下田先生によって行われました。卒業生のために、さまざまな方々より祝電を頂戴いたしました。

続いて、卒業生を代表し、田中菜々さんが記念品贈呈の目録を読み上げました。

 

在校生を代表して生徒会長の林 咲結理さんが送辞を、卒業生を代表して月澤優杜さんが答辞を読み上げました。林さんは、アメリカのバスケットボール選手・マイケル・ジョーダンの「みんな何かに失敗するし、失敗することは受け入れられる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない」という言葉を引用し、「行動の結果には成功も失敗もありますが、失敗からも何かを得られると考え、たくさんのことに挑戦していってください」とエールを送りました。月澤さんの答辞では、在校生へのメッセージとして「楽しんで生活するということは、受動的ではなく、やりたくないことや面倒なことにも自分が楽しめるような状況を精一杯つくり出し、行動していくことです」と述べ、日本とトルコが互いの有事に支え合ってきたように、多くの仲間と助け合いながら成長し、シンガーソングライターの小田和正さんの歌詞を用いて「うまくいかないことも自分の力に変えていけるような精神で、自分だけの答えを探していきたいのです」と力強く語りました。

最後に校歌を斉唱し、式が終了しました。

6年間の最後の最後、この校歌を生徒として歌う、最後の機会です。式の最後にふさわしく、立派に歌うことができました。

担任から、一人ひとりにカーネーションを渡されながら、卒業生の退場です。

保護者の皆さま、教職員・来賓の方々から惜しみなく拍手が送られました。卒業生の退場後には、校長先生、松岡先生、大橋先生から保護者のみなさまへのご挨拶がありました。

2190日を共に過ごした仲間たちと別れ、巣立ちゆく時が来ました。自分の足で一歩一歩を踏みしめて、前へ進んでいってください。

ご卒業おめでとうございます。