【3.11教育旅行】2023ツアー 第2日目 その2
8月11日、宮城県七ヶ浜町に到着した「3.11を語り継ぐ旅」メンバーは、この地区の災害公営住宅にお住まいの方々が中心となって結成された「お茶っこの会」の皆さんと、一年ぶりに再会しました。
七ヶ浜町にある「松ケ浜(須賀の浜)」に出た一行は、「お茶っこの会」の皆さんがこの日のために育ててくれたスイカを使ってスイカ割りをしたり、花火をして、再会を喜びあったのでした。
メンバーは「お茶っこの会」の皆さんと、夕暮れの松ケ浜で親しく話しています。
また、この日初めてお会いした「きずなFプロジェクト」のメンバーとも、すぐに仲良くなりました。
「きずなFプロ」は、七ヶ浜の中学校を卒業したメンバーで構成され、震災伝承活動を広く行ってきたサークルです。今回のツアーでは、「アイリンブループロジェクト」代表の菅原淳一さんと、「お茶っこの会」のメンバーの石木田さんが、私たちとFプロをつないでくださいました。
陽が落ちると、手持ち花火で交流会を続行。
この夜は偶然、七ヶ浜町の花火大会の日だったので、手持ち花火を楽しんだ後はみんなで旅館の屋上から打ち上げ花火を見ました。「お茶っこの会」の皆さんとの交流は、こうして夜まで続いたのでした。
この日七ヶ浜でお会いした人々はみな、ずっとずっと前から知り合いだったような気がするほどの親しさで、メンバーと交流してくださいました。
行く前から会いたくて会いたくて仕方がなかった七ヶ浜の人びと。メンバーのその希いが、いま叶ったのでした。
東北の人びと互いに心を寄せ合う活動は、これからもずっと続きます。