【学校行事】第11期生 卒業式
令和6年3月2日(土)、暖かく春の風が吹き、河津桜が美しく咲く佳き日、佐野日本大学中等教育学校の第11期生の卒業式が挙行されました。卒業生入場で、式が始まります。
合唱部と3年生による「大地讃頌」の合唱で卒業生を迎えました。
開式の辞に続き、国歌斉唱、卒業証書授与です。
各学級の担任が生徒一人ひとりの名を呼び、総代が卒業証書を受け取りました。
総代は岸美里さんです。
続いて、賞状授与です。
日本大学学長賞(学業部門) 中村莉絵菜さん
佐野日本大学学園理事長賞 石川ひなのさん 江森 瞳さん
佐野日本大学中等教育学校校長賞 南川千佳さん 岩崎日葵さん
3か年皆勤賞 代表 北野志歩さん 3か年精勤賞 代表 内田莉乃さん
舩渡川校長先生の式辞では、「私たちはロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ・ガザでの戦争や、先日の能登半島地震、そして数年間にわたるコロナ禍で当たり前にあった“日常”が失われ、その大切さを改めて知りました。この世界をもっと良くしていくカギは皆さんの心の在り方にあります。日常の心の在り方が世界を変えてゆくのです。この母校はどこにいっても「心の故郷」です。サニチニアンとしてがんばってください」と餞(はなむけ)の言葉が贈られました。
日本大学から酒井学長先生の名代として、福井正人日本大学本部財務部長先生が祝辞を代読してくださいました。学長祝辞では、建学の精神である「自主創造」の実現を目指し、自らの長所や適性を見つめて志を定め、為すべきことを考え実行し、この難しい時代に適応していってほしいと述べられました。
保護者を代表して、横井帝之PTA会長が祝辞を代読されました。横井PTA会長は、フィギュアスケーターの羽生結弦さんの言葉「努力はウソをつく、でも無駄にはならない」を引用し、努力の正解を見つけてさらに進化し、校訓を胸にそれぞれの道を進んでほしいとの言葉をいただきました。また、祝電披露が八下田先生によって行われました。卒業生のために、さまざまな方々より祝電を頂戴いたしました。
続いて、卒業生を代表し、朝香涼子さんが記念品贈呈の目録を読み上げました。
在校生を代表して生徒会長の宮崎高虎さんが送辞を、卒業生を代表して江森 瞳さんが答辞を読み上げました。宮崎さんは、アメリカの詩人ジョージ・エドワード・ウッドベリーの「敗北は本当の失敗ではない。挑戦しようとしなかったことが本当の失敗だ」という言葉を引用し、「どんなことにも果敢に挑戦し、大きく羽ばたいてください。より成長した姿で再会できることを楽しみにしています」とエールを送りました。江森さんの答辞は、個性あふれる仲間と過ごした6年間を振り返り、情感あふれる言葉が聴衆の涙を誘いました。「恐れるばかりでは成長はない。新たな経験や成長を手にするために、一歩を踏み出す勇気と好奇心をもって、躊躇することなく人生という冒険に踏み出していきたい」と力強く述べました。
最後に校歌を斉唱し、式が終了しました。式の最後にふさわしく、立派に歌うことができました。
担任から、一人ひとりにカーネーションを渡されながら、卒業生の退場です。在校生が「旅立ちの日に」を歌って送りました。
保護者の皆さま、教職員・来賓の方々から惜しみなく拍手が送られました。ご卒業おめでとうございます。