【グローバル】SDGsオンライン特別講義を実施しました。
皆さんこんにちは。
過日の記事でも掲載いたしましたが、本日15日(月)の放課後に、日本大学理工学部の先生方による、SDGsオンライン特別講義を実施いたしました。本校では数多くの海外交流のほか、ユネスコスクールとしての活動を実施してまいりましたが、令和2年度はコロナウイルス感染症予防の観点から、様々な行事が中止・延期となりました。しかし、その中であっても、「生徒たちの発展的な学びの場」を提供するべく、昨年夏頃より、オンラインでの各種講義・講座を実施してまいりました。今回は特別講義として「Professional Talk ✖️ SDGs」と題し、その道のプロである方々に講演をしていただいております。
その第四弾となる今回は、「海洋建築工学」を専門とされる居駒知樹教授と野志保仁助教にご講義を依頼いたしました。一見すると「とても難しそう・・・」と感じてしまうこのテーマ。今後の地球環境を守っていく上で、SDGsや我々の普段の生活とどのような関わりがあるのでしょうか。
<居駒教授による講義…理工学部の概要~「各種浮体式構造物の波浪中運動性の研究」>
居駒先生の研究内容は、「海上/水面上に浮かぶ建築物の安定をどのようにはかるか」というもの。正直に言って、かなり専門的な内容でした。しかし、その内容を少しでも理解しようと食らいつく生徒たちの表情はなかなか良いものでした。
ZOOMを使ったミーティングの安定度もばっちりです。
講義後の質疑応答でも、教員の予想を超える質問が飛び出しました。
それらに一つ一つ丁寧に対応して下さる先生方には、本当にありがたい限りです。
(5年生の染谷君、岸君などが質問しました)
続いて、
<野志先生による講義…「沿岸域環境の実態」>
野志先生は、どちらかと言えば生徒たちにとって少しだけ「想像しやすい」内容を研究されており、環境というテーマにおいてSDGsに深くかかわっている内容と言えます。本日扱っていただいた内容で言えば、「海岸域の環境・特に砂に係る環境をどのように維持するのか」というものでした。
参加した生徒の中には中等2年生・3年生も含まれていましたが、こちらも必死に内容理解に努めようとペンを走らせていたのが印象的でした。
(質問をする5年生の小川君)
全体的な講義のあと、今後進路を決めていく中等生に対して、「何を求めるか」ということについて、以下のようなお言葉を頂戴しました:
理系だからといって、国語・社会をおろそかにすることは論外。どのような専門性であれ、イマジネーションや倫理観を持たない者は大成しない、と。
まさに金言でした。本当に素晴らしいご講演をいただきました。今後、第二回もあるようですので、その時までにパワーアップしておきましょう!!
先生方、お忙しい中、誠にありがとうございました!