【グローバル】 ベトナム現地校とのオンライン交流
みなさんこんにちは。
昨日、23日の金曜日の放課後、ベトナム・ハノイにあるNgo Si Lien中等教育学校(以下NSL)とのオンライン交流を実施しました。
こちらの学校は生徒数が2500人もいるマンモス校で、ベトナムでは珍しく、日本語を履修している生徒が在籍する学校です。
本校と同じくユネスコスクールとしても活動しています。
今回は佐日から2組、NSLから3組の学生が、それぞれ事前テーマに関する発表を行いました。
テーマはそれぞれ、①若者文化、②学校紹介、③環境保護活動と多岐にわたりました。
ちょっとした機材トラブルがあり、一時的に中断してしまった部分もありましたが、終始笑顔で進行できました。
驚かされたのは、NSLの生徒達の英語力の高さと、ICT技術のレベルの高さ、そして問題意識の高さです。
英語をとても流暢に話し、難しい専門用語でも使いこなしていました。
また、プレゼンの発表内容も素晴らしく、学ぶ点がたくさんありました。
内容として興味深かったのは、「若者文化」として4月30日にベトナムで祝われた「南部解放記念日」にまつわる「Patriotism=愛国心」をテーマに挙げたことです。
この日は、ベトナム全土で植民地支配からの開放を祈念するイベントが行われますが、ベトナムでは、老若男女問わずにこれを祝う姿を紹介していました。
日本の中学・高校では、「愛国心」というテーマはなかなか取り扱うことがないように思いますが…こんな点からも文化的な差を知ることが出来ました。
参加した佐日の生徒達は、それぞれ学校内での環境美化の様子や、施設紹介・部活紹介などを披露し、学校のことを知ってもらいました。
特に大きなプールやグラウンドは、ハノイの中心部にあるNSLの学生にとってはとても羨ましく感じる部分であったようで、「日本に行ってみたい」という生徒が多くおりました。
次回は10月に実施予定です。
また多くの生徒の参加をお待ちしています!!