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佐野日本大学中等教育学校

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【学校行事】前期終業式

10月7日(土)、さわやかな秋晴れのもと、前期終業式が行われました。

式に先立ちまして、賞状伝達が行われました。部活動の大会や作品の出品による表彰で、吹奏楽部・野球部・書道同好会・サッカー部・水泳部などのほか、陸上の大会での表彰もありました。

表彰者を代表して4人の生徒が壇上で表彰されました。

*吹奏楽部 第65回栃木県吹奏楽コンクール高校の部B部門 代表 西澤羚和さん(2-1)

*第39回高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会 硬筆の部 日本武道館賞 神山美優さん(4-1)

*第76回栃木県中学校総合体育大会陸上競技大会 1年男子 100m走 第3位 赤坂優光さん(1-2)

*佐野市中学校新人体育大会野球大会 優勝(佐野市立南中学校との合同チーム) 代表 岡田 晃征さん(1-2)

続いて、校長講話です。前期終了に寄せて、次のようなお話をされました。

(要旨)本日は前期の終業式です。終業式というのは、区切りをつけるという意味で大切です。区切りをつけることで振り返ることができます。この、目標に向かっての自分のこれまでの行いをきちんと振り返り、 修正することというのは、とても重要なことです。

私は、以前みなさんに、本校の校訓を体現する生徒になってほしいということを話しました。本校の校訓とは、「磨こう心 輝く知性 拓こう未来」という三つです。それはできているでしょうか。

昨今、多様性ということが言われています。世の中にはいろいろな人がいます。そのいろいろな人を尊重し、認めて受け入れることが大切なのです。自分のものさしで相手を測っていないか、自分がされたら嫌なことを相手にしていないか。そういったことも振り返ってほしいと思います。

また、今、学ばなくてはならないことを蔑ろにしていないでしょうか。この多感な時期に、自分の教養を高めるための読書、 絵画や音楽の鑑賞などを行い、自分の進路に向けての情報収集に努めることは大事です。自分の中に具体的な目標があれば、 そこに近づいているか確認できます。学期当初の目標を思い出し、その目標と今の自分を比較して、具体的な志に向かって行動できる生徒になってほしいと思います。

6年生はこれから受験本番を迎えます。つらい日々も仲間と励まし合いながら乗り切っていきましょう。
5年生はイギリス研修旅行、 4年生はブリティッシュヒルズ研修、 3年生は奈良京都の研修旅行が控えています。1・2年生はすでに国内研修を終えました。1・2年生の様子は私も見ましたが、これらの体験学習を楽しく嬉しそうに取り組んでいました。教室で学ぶことのできない貴重な体験の連続だったことと思います。これから体験学習に向かう生徒には、見知らぬ土地や人々との出会いにより、己の器を大きくし、心の豊かな人になってほしいと思います。

本日は、今年度の折り返しです。ぜひ、前期の自分を振り返り、 後期につなげてほしいと思います。