【全校集会】今年の夏は二度と来ない
明日から夏休み。全校集会は放送で行われました。
大澤副教頭先生から、書道・水泳・サッカーの活躍の紹介ののち、
校長先生の挨拶です。
まず、6年生に対しては、剣道の居合抜きの話をされました。
「居合抜き」は人より早く刀を鞘(さや)から出すための稽古です。
この「居合抜き」の教えに『勝負は鞘の内にあり』という言葉があるそうです。つまり、刀を抜いたらその時はもう勝負はついてしまっているとい
うことで、勝つか負けるかは、刀がまだ鞘の中に納まっている時にあるのです。その時こそ大事な時なのだ、という意味です。これを受験に当ては
めてみると、試験場で問題用紙に対した時は、すでに勝負は大体ついているのであって、本当の勝負はそれ以前の日頃の勉強にあるということにな
るでしょう。「勝負は夏休みにあり」のつもりで過ごしてください、という話がありました。
また、1年生から5年生に向けて、「夏休みは日頃できない事に取り組むチャンスです。コロナに気をつけながら自然に触れたり、趣味に打ち込んだ
り、好きな運動をして体力の維持向上に努めてほしい。10代の夏だからこそ、やらされるのではなく、自分から取り組む夏にしてほしい。
そして、最後に3点の「お願い」がありました。
1.読書・新聞を読む習慣をつけよう。
2.平和について考えよう。
3.コロナを含め、自分の身を守る危機管理の意識を高めよう。
様々な制約のある中ですが、有意義な夏休みを過ごし、8月21日に元気に登校してください。
LHR後には校長室で賞状授与が行われました。
おめでとうございます!