【グローバル】 Professional Talk × SDGs 第五弾 無事に終了しました!!
みなさんこんにちは。
「梅雨明け宣言」もあり、ここ数日の佐野はまさに灼熱。
The 夏!!といった感じがします。
梅雨時期よりも、生徒が生き生きとしているように見えるのはなぜでしょうか。
やはり生徒も晴れが好きなのかな??
さて、本日の午後、かねてより予定していたProfessional Talk ×SDGsのOnline講義 第五弾を実施しました。
中等・高校・短大合計で約50名の生徒が参加しました。
今回は日本大学国際関係学部で長きにわたり教授をお勤めになられ、現大学院講師の青木千賀子先生(国際関係博士)にご講義いただきました。
青木先生はネパールの貧困層(不可触民)の発展支援を目的としたフィールドワークに精力的に取り組まれ、日本女子大学の「平塚らいてう賞」を受賞された経歴もお持ちです。
講義テーマは「社会開発とジェンダー ~ネパールのフィールドワークから:SDGsの推進~」と題したものでした。
青木先生ご自身のフィールドワークで得られた知見に基づくお話は、とてもショッキングな内容も多く含まれており、この21世紀にあっても、世界を取り巻く現状にはまだまだ厳しい部分が多く含まれていることを認識させられました。
とりわけ、「ダリット」と呼ばれるカースト制度上の「底辺(=不可触民)」に位置する人々を取り巻く、性差に起因する差別や、教育を受ける機会の少なさなどにさらされる人々の現状を知り、多くのことを考えさせられた生徒も多いことと思います。
講義終了後、難しいテーマであったにもかかわらず、何名かの生徒から質問が上がりました。
前回のonline講義において、「国際協力」に関して講義して下さった眞嶋麻子先生の話とも共通する内容が見られ、とても充実した講演となりました。
今回参加した生徒たちも、貴重な英知の一部に触れることができ、また一歩、成長することができましたね!
ご講義くださった青木先生、本校生徒のためにお骨折りいただき、誠にありがとうございました!!